足首のびのび
人間の身体には、外気の気温にかかわらず、体温をほぼ一定に保つ機能が備わっています。
例えば、暑い時には汗をかくことで体温を下げ、寒い時には震えることで体温を上げたり、血流を抑えて、熱が逃げるのを防いだりしています。
誰にでも、寒い時に手足が冷たくなってしまうという経験があると思いますが、それは単に外気の冷たさによって手足が冷えているのではなく、寒さを感じることで、脳から指令が出て、血流が抑えられているために、末端が冷えやすくなっているのです。
血の巡りが悪くなると、細胞に必要な酸素や栄養素が運ばれなくなってしまい、新陳代謝の低下を招きます。
細胞ひとつひとつの機能が低下すると、熱を生み出す働きも低下し、ますます体温が下がるとう悪循環が起きてしまうのです。
血流が悪くなり体温が下がると、代謝だけではなく、免疫力も低下しますので、病気にかかりやすくなります。
まさに、冷えは万病の元なのです!
冷えを防止するには、太ももの部分を温めるのが有効です。太ももは筋肉の量が多い部位なので、身体を効率よく温めることができるのです。