暖かいスパッツ
デスクでパソコンに向かう仕事をする人が増えた現代では、腰痛に悩む人も昔に比べて増加しています。
長時間、同じ姿勢でいることで筋肉が凝り固まり、血液やリンパの流れが減少することが、腰痛の原因のひとつです。
血液は酸素や栄養分を運び、リンパ液は老廃物や疲労物質を回収しているので、これらの流れが悪くなると、疲労が蓄積されてしまうのです。
寒さや冷えによっても同じような状態が起こることがあります。
寒い時には身体が縮こまり、筋肉が緊張状態になるからです。
また、そのような状態の筋肉に、神経が圧迫されることで痛みが起こることもあります。
寒い季節になると、腰やひざの痛みが増したり、肩こり神経痛が起こりやすくなるのはこのためです。
夏でも、冷房が効いたオフィスでパソコン作業をする方は注意が必要です。
冷えを予防するには洋服の下に薄いインナーを一枚プラスするだけでかなりの効果が期待できます。
衣服と衣服の間にできる空気の層が断熱材の役割を果たし、体温を逃がさず、外の冷気も防いでくれます。
ここで大切なのは、身体を締め付けないものを選ぶことです。
きつい衣服をきて血液の流れが悪くなると逆効果になってしまいますので、注意して下さい。